Dr. AKIRA ENDO
The discoverer of the first statin
who paved the way for statin drug development.
遠藤章博士は1933年(昭和8年)秋田県由利本荘市東由利法内に誕生しました。
東京農工大学特別栄誉教授で高脂血症治療薬「スタチン」の発見により国内外で数々の栄誉に輝きました。
「スタチン」は「動脈硬化とコレステロールのペニシリン」とも呼ばれ、
心疾患や脳梗塞の発症を抑える「奇跡の薬」として
世界で何億という人々がその恩恵に浴しているといわれております。
今日ではペニシリンと並ぶ「奇跡の薬」と呼ばれるほど、世界中の何億という人々がその恩恵に浴しているといわれる「スタチン」。
遠藤章博士は「スタチン」の発見を「東由利に育ったからこそ、できた発見だ」と話されており、郷土への思いや人との出会いへの感謝を常に話している博士であります。
私たち遠藤章博士顕彰会は、設立当初からの目標であった「遠藤章博士顕彰碑」を令和3年4月、博士の希望を踏まえまして、博士の母校である旧本荘高校下郷分校跡地に建立しました。
顕彰碑を通じ、郷土の発展を願う博士の思いと、その世界的な偉業を末永く伝えるとともに、子供たちの学びの支えになることを、より一層願います。
遠藤章博士は1933(昭和8)年秋田県由利本荘市東由利地域の農家に生まれました。家業である農業を手伝う傍ら、素晴らしい恩師や同級生らに出会い、夢を実現するためただひたすらに勉学に熱中し、世界的な偉業を成し遂げられたのです。
しかしその偉業の影には幾多の苦難があったと聞きます。高校・大学への進学、「スタチン」の発見、何度も訪れる開発中止の危機など、それらの困難を博士は決して諦めない心と努力で克服されてきました。
そうして博士が発見した「スタチン」は現在、血液中のコレステロール値を低下させる医薬品として全世界で毎日約4,000万人もの人々に投与されています。
博士は「スタチン」の発見について「東由利に育ったからこそ、できた発見だ」と語られており、生まれ育った東由利での幼少期からの経験がこの世界的偉業に繋がったということは、私たち由利本荘市民はもとより秋田県民の誇りであり、子供たちにとっては憧れの人、希望の星であります。
私たちは、博士の「恩師や同級生を語り、また郷土愛に満ち溢れ、郷土の発展を願う熱い思い」と「世界的な大偉業」とを後世に末永く伝え、子供たちの学びの支えになることを願い遠藤章博士顕彰会を設立いたしました。
遠藤章博士顕彰会 令和2年7月発足
(株)三共に入社し二年目の頃【昭和34年】